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東京のオペラの森 2007 オペラ公演

エリーザベト    ムラーダ・フドレイ(ソプラノ)


 モスクワ生まれ。1996年に、モスクワのロシア舞台芸術アカデミーのオペラ学科を卒業(グルジア人のボリショイ劇場ソリスト、タチアナ・スハノヴァとレイリ・ジャパリーゼのヴォーカル・クラス)。ウィーンでは、同年、インゲボルグ・ヴァムサーのもとで研鑽を積んだ。
 フドレイのデビューは、1998年、マリインスキー劇場でのゼンタ(ワーグナー《さまよえるオランダ人》)である。その年から、マリインスキー劇場のソリストとして契約。

1994年に、モスクワでの若い歌手のための全ロシア声楽コンクール第1位、1997年に、ローマの国際声楽コンクールにてスペシャル・ディプロマを授与、1998年には、リヒャルト・ワーグナー国際協会の奨学生となる。

マリインスキー劇場では、次のようなレパートリーを歌った:レナータ(プロコフィエフ《炎の天使》)、サロメ(R. シュトラウス《サロメ》)、ドンナ・エルヴィーラ(モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》)、アイーダ、巫女の長(ヴェルディ《アイーダ》)、ジークリンデ(ワーグナー《ワルキューレ》)、グートルーネ(ワーグナー《神々の黄昏》)、ゼンタ(ワーグナー《さまよえるオランダ人》)、マクベス夫人(ヴェルディ《マクベス》)、フェヴローニャ(リムスキー=コルサコフ《見えざる都キテジと乙女フェヴローニャの物語》)、アビガイッレ(ヴェルディ《ナブッコ》(コンサート形式))、ノルマ(ベッリーニ《ノルマ》(コンサート形式))など。

他にも、ヴェルディ《レクイエム》や、オルフ《カルミナ・ブラーナ》、ベートーヴェン《第九》などのレパートリーがある。

マリインスキー劇場のツアーでは、テル・アヴィヴ(R.シュトラウス《サロメ》1998年)、東京(ワーグナー《さまよえるオランダ人》2000年)、バーデン・バーデン(プロコフィエフ《炎の天使》2000年、ワーグナー《ワルキューレ》2001年)、メルボルン(2001年、国際音楽祭のオープニング−プロコフィエフ《炎の天使》、R.シュトラウス《サロメ》)、大阪(モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》2002年)などで舞台に上った。

ゼンタ(1998年)とジークリンデ(2002年)は、マリインスキー劇場とボリショイ劇場でそれぞれ演じた。またジークリンデは、2001年の「白夜の星国際芸術祭」にて、ジークムント役のプラシド・ドミンゴと共演し、ドミンゴとはその後もたびたび同役で共演している。

サロメ役は、1998年のリトアニアのトラカイ国際フェスティバル(マイヤ・プリセツカヤとロディオン・シチュドリン主宰の音楽祭)にて演じた。
2001年の第4回北京国際音楽祭では、アビガイッレ(ヴェルディ:《ナブッコ》)を、カスプシク指揮ワルシャワ国立オペラと共演した。

さらに、カザン(シャリアピンフェスティバル)、リガ(1998年と99年のオペラ・フェスティバル)アムステルダム(コンセルトヘボウでのヴェルディ・ガラ・コンサート)、モスクワ(音楽院大ホール、チャイコフスキーホールでのヴェルディ:《レクイエム》、ベートーヴェン:《第九》)、サンクトペテルブルグ(グレート・フィルハーモニック・ホールにて、ヴェルディ:《レクイエム》)などの土地をツアーでまわった。

ゲルギエフやノセダ、カスプシク、コーガン、ポリャンスキー、ジヴァ、ボエーミなどの指揮者と共演を重ねている。



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