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2003/07/03
東京で指揮者小澤征爾「東京のオペラの森」を発表。

本日、東京で行われた記者会見で、指揮者小澤征爾は、「東京のオペラの森」を発表いたしました。小澤征爾は、この「東京のオペラの森」の音楽監督を務め、ウィーン国立歌劇場総支配人のイアン・ホレンダー氏がアーティスティック・アドヴァイザーとなります。全ての公演は、東京文化会館で行われる予定です。この名称は、東京文化会館が位置する上野をイメージして付けられました。上野の魅力でもある、ホールを囲む緑溢れる公園、それを「森」と表現したのです。「東京のオペラの森」は、2005年3月、ウィーン国立歌劇場の音楽監督でもある小澤征爾が指揮、ロバート・カーセン氏の演出による、リヒャルト・シュトラウス「エレクトラ」の全四回公演で幕を開けます。その翌年には、ウィーン国立歌劇場との共同制作でヴェルディ「オテロ」の公演を予定しております。この公演は、毎年春に行われ、オーケストラ公演室内楽コンサートに加え、オペラの上演を予定しております。

ホレンダー氏のメッセージ:

ウイーン国立劇場の音楽監督、小澤征爾により日本の歴史上一番意味のある企画、「東京のオペラの森」が2005年に開催されます。 日本では以前から、多くの外国のオーケストラやオペラが世界中から集まり客演していますが、このように世界トップクラスの日本人音楽家たちによるオペラやコンサートが催されるのはこの企画が初めてとなるでしょう。ウイーン国立歌劇場は2006年、第二回企画でヴェルディ「オテロ」の共同制作を行うことができることを大変誇りに、嬉しく思っています。東京でのこの新しい企画が、世界に向けて日本の文化の素晴らしさを示してくれることと確信しております。

カーセン氏のメッセージ:

東京で行われる新しいオペラ制作の関係者の皆様、そして私の友人であり、よきパートナーでもある指揮者、小澤征爾氏に心からお祝い申し上げます。
松本で行った小澤征爾氏との共同作、ヤナーチェクのオペラ「イェヌーファ」は、私にとって最も思い出深き作品の一つです。このすばらしい「東京のオペラの森」の第一回公演を演出するお話をいただけたことをとても誇りに感じております。
「エレクトラ」はR.シュトラウスとフーゴー・ホフマンスタールの二人の初めての共同作です。そして、多くの人々にとって最高の作品となりました。この作品は、オペラの上演演目の中でも、最も力強さを持つ作品です。この作品は、人間の心理を追及し、突き詰めようとする音楽の力を、最大限に発展させたものなのです。「エレクトラ」は、どこからみても、注目すべき作品です。2005年、東京でこの音楽的でかつ、劇的な作品を皆様のもとにお届けすることをとても楽しみにしております。



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