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2008オペラ公演

マルガレータ   ヒンターマイヤー(メゾ・ソプラノ)

ヒンターマイヤー(メゾ・ソプラノ)
ヒンターマイヤーはウィーン音楽院でトラウテ・スクラーダルに師事。1976年にウィーン国立歌劇場のオペラ・スタジオに入り、著名なソプラノ歌手ヒルデ・コネツニと共に活動、その後歌劇団の永久メンバーとなり現在に至る。
ウィーンでの初期はモーツァルトの演目が多く、《フィガロの結婚》ケルビーノ役、《コシ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ役、《皇帝ティトの慈悲》アンニオ役などを演じた。やがて、《ナクソス島のアリアドネ》作曲家役、《ばらの騎士》オクタヴィアン役が彼女の主要な役柄となる。特に後者では、ドレスデン・ゼンパー歌劇場の再オープニングや1995年ピッツバーグでの初演をはじめ、世界中のオペラハウスにゲスト出演して成功を収めている。

ウィーン国立歌劇場では、ドボルザークの《ルサルカ》でメゾ・ソプラノの魔法使いイェジババ役と、ソプラノの外国の王女役の両方を演じるという快挙を成し遂げた。
近年はワーグナーの大役に専念しており、《タンホイザー》ヴェーヌス役、《ラインの黄金》及び《ワルキューレ》のフリッカ役、《ジークフリート》のエルダ役、《神々の黄昏》ヴァルトラウテ役、《ニュルンベルクのマイスタージンター》マグダレーネ役、《リエンツィ》アドリアーノ役などを演じている。同時に、ベルク作《ルル》ゲシュヴィッツ伯爵夫人役、フンパーディンク作《ヘンゼルとグレーテル》母親役と魔女役、《エレクトラ》クリテムネストラ役、《サロメ》ヘロディアス役など、彼女にとって初のドラマティックな役柄にも挑戦している。ヘロディアス役は、小澤征爾指揮のもとウィーン国立歌劇場やバレンシアでのゲスト出演などで数多く演じており、またウルフ・シルマー指揮アムステルダム・コンセルトヘボウにも登場している。

他には、ウィーンにて、《カルメン》タイトルロール、プフィッツナー作曲《パレストリーナ》のシッラ役、《カプリッチオ》のクレーロン役、《ルイーザ・ミラー》のフェデリカ役、《リゴレット》 のマッダレーナ役、エネスコ作曲《エディプス王》のヨカステ、《ホフマン物語》のジュリエッタ役、《スペードの女王》のポリーナ、ヒンデミット作曲《カルディヤック》の貴婦人などの重要な作品を歌っている。

ゲスト出演は世界中にわたり、リエージュ(《イドメネオ》イダマンテ役、ヴェルディ作レクイエム)、ジュネーブ(《ルル》)、バルセロナ(《リエンツィ》アドリアーノ役)、リスボン・サンカルロス劇場(《こうもり》)、ミラノ・スカラ座(《アラベッラ》アデライーデ役、《ワルキューレ》ヴァルトラウテ役)、ミュンヘン州立歌劇場(《ニュルンベルクのマイスタージンガー》マグダレーネ役)、クリーブランド(《ラインの黄金》)、そして日本(《こうもり》、《フィガロの結婚》)など数多くの都市を訪れている。ザルツブルグ・フェスティバルにも何度も登場しており、《魔笛》、《ばらの騎士》、《イドメネオ》、メンデルスゾーン作《エリア》、《エレクトラ》、チェルハ作《バアル》に出演している。

共演した著名な指揮者は、ヘルベルト・フォン・カラヤン、カール・ベーム、ロリン・マゼール、小澤征爾、クラウディオ・アバド、ジュゼッペ・シノーポリ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ズービン・メータ、カルロス・クライバー、ジェイムズ・レヴァイン、リッカルド・ムーティ、ペーター・シュナイダー、ホルスト・シュタイン、コリン・デイヴィス、ベルナルド・ハイティンク、ピンカス・スタインバーグ、ジョルジュ・プレトル、ジュゼッペ・パタネ、ヴァーツラフ・ノイマン、シルヴァン・カンブルラン、ニコラウス・アーノンクール、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ミヒャエル・ギーレン、アダム・フィッシャー、イェフディ・メニューイン、チャールズ・マッケラス、シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ、ネロ・サンティ、ドナルド・ラニクルズ、フランツ・ウェルザー・メスト、ガルシア・ナヴァロ、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、他多数。

今後は、アテネのヘロデス・アッティクス劇場、ラヴェンナ・フェスティバル、ブラウンシュヴァイクにシュトラウスの《サロメ》役での出演が予定されている。



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